赤字黒太字共に頻出ですが、テスト直前は赤字部分の抜け漏れを必ずチェックしてください。

生命保険の種類と仕組み

2.保険料の仕組み

(1)収支相等の原則
保険料を算定する際に用いられる考え方。年齢別・性別の集団について、各人から払い込まれる保険料総額と運用収益が、支払予定の保険金と予定経費の合計と等しくなるようにしている。

(2)保険料算定の3要素
予定死亡率・予定利率・予定事業費率の3つの予定率に基づいて計算される。

予定死亡率:生命表により、各年齢・性別ごとの生死を予測し、保険料を計算する。計算に用いる死亡率のことを指す。

※生命表は以下2種類がある
国民生命表:厚生労働省が国勢調査などをもとに作成したもの
経験生命表:生命保険会社や共済組合などがそれぞれの被保険者集団の経験をもとに作成したもの

予定利率:保険料はあらかじめ一定の運用収益を見込んで割引をしており、その割引に使用する利率のことを指す。

予定事業比率:運用に必要な経費を保険料に組み込んでいる。その割合のことを指す。

(3)保険料の構成

保険料=純保険料+付加保険料
純保険料=死亡保険料+生存保険料

保険料:契約者が払い込む金額
純保険料:保険金支払いの財源
死亡保険料:死亡保険金支払いの財源
生存保険料:満期保険金支払いの財源
付加保険料:保険事業を維持・管理するための費用

(4)解約返戻金
生命保険を解約したい際に契約者へ変換する金額のこと。
生命保険加入後しばらくの間は保険金が経費にあてられることになるため、ほとんど無い事が多い。

3.剰余金と配当金

剰余金:生命保険会社が経営努力を行った結果、決算で生じたあまり部分のこと

剰余金の3利源

死差益:予定死亡率による死亡者数より、実際の死亡者数が少ない場合に生じる利益
利差益:予定利率による運用収入見込み額より、実際の運用収入が多い場合に生じる利益
費差益:予定事業比率による事業費より、実際に使った事業費が削減できた場合に生じる利益

有配当保険:剰余金を配当金として還元する保険
利差配当付保険:利差益のみを配当金として還元する保険
無配当保険:保険料を安くする代わりに剰余金の分配を行わない保険

配当額は決算に応じて決定するが、実績によっては0となる年度もある




<前 第2章~生命保険の種類と仕組み①~




保険関連の人気ランキングはこちらからどうぞ