赤字黒太字共に頻出ですが、テスト直前は赤字部分の抜け漏れを必ずチェックしてください。

1.約款とご契約のしおり

約款:生命保険会社と契約者の間で、お互いの権利義務を規定したもの。
 ①保険種類ごとに作成される
 ②内閣総理大臣の認可が必要

ご既約のしおり-定款・約款:約款の中から契約者にとって重要な部分を抜き出し平易に解説したもの

2.契約に際して

(1)契約の申込み

意思把握・情報提供:申し込みに至るまでの間に、お客様の意向を把握し、保険契約の締結・加入の適否を判断するための情報提供を行う。

申込書記入上の留意点:契約者自身が記入、署名・押印が必要。契約者と被保険者が別の場合には、被保険者の同意が必要。

(2)告知

①告知義務

告知義務の必要性:年齢・性別以外の危険度の高い人に対し、特別条件を付与したり契約を断るなど加入者相互間の公平性を保つ必要がある

告知義務者:被保険者(契約者の場合もあり)

告知の方法:生命保険会社が告知を求めた事項について、告知書にありのままを記入していただく。
生命保険募集人に対しての口頭告知は無効
※医師診査による契約の場合、診査医が質問した事項に対し告知義務者に答えていただき、署名をいただく。

告知の時期:契約申し込み・復活時

②告知が事実をと相違する場合

契約の解除:生命保険会社が告知義務違反を知った場合は、その保険契約を解除できる
解約返戻金があれば支払われる

保険金や給付金の支払:保険契約を解除した場合、保険金などの支払事由が発生していても支払わない

因果関係がないことを証明した場合:解除の理由と、保険金支払事由に因果関係がないと証明された場合には、保険金を支払う。

解除権消滅:以下4項のいずれかに当てはまる場合には、契約の解除を行えない。

①契約が2年を超えて有効に継続した場合
※支払事由が2年以内に発生していた場合は解除をすることがある
※違反が特に重大の場合には、2年を超過していても「詐欺による契約取り消し」となる可能性がある。
②生命保険会社が解除の原因を知ってから1か月以内に解除を行わなかった場合
③生命保険募集人が、告知妨害や、事実を告げないように勧める行為を行っていた場合
④保険契約締結時に、生命保険会社が告知義務違反を知っていた、または過失により知らなかった場合

(3)契約の承諾と特別条件

契約の承諾:保険契約の申込に対して、生命保険会社がその契約を成立させる旨の意思表示をすること

承諾の条件:年齢・保険金額・職業・健康状態などを検討し、申込を承諾する

特別条件:被保険者の健康状態が標準の人よりも危険度が高いと判断した場合には、加入を断ったり、「保険料の増額」「保険金の削減」「特定疾病の不担保」などの条件を付与する場合がある。

(4)契約の取り消し・無効

契約者または被保険者の詐欺による契約の場合には、「契約の取り消し」となり、既払保険料は返還されない。対象は「告知義務違反の内容が特に重大な場合」。

(5)責任開始期

申込・告知・第1回保険料の払込の3つすべてが完了したときに、契約上の責任が開始となる。

契約日:生命保険会社が契約上の責任を開始する日

(6)クーリングオフ

契約者が郵送により申し出ていただく事により成立する。消印日付が以下いずれか遅い日を含め8日以内が条件。
①契約申し込みの撤回などについての事項を記載した書面を交付された日
②申し込みをした日




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