赤字黒太字共に頻出ですが、テスト直前は赤字部分の抜け漏れを必ずチェックしてください。

3.保険金・給付金を支払わない場合

(1)死亡保険金を支払わない場合

①被保険者が契約日または復活日から所定期間内に自殺したとき。
②死亡保険金受取人が故意に被保険者を死亡させたとき。
契約者が故意に被保険者を死亡させたとき。
④被保険者が戦争その他の変乱によって死亡したとき。
※保険の計算基礎に及ぼす影響が少ないと生命保険会社が認めた場合には、保険金を全額または削減して支払う事がある
※先日の東日本大震災などでは大手保険会社は全額支払を行った。

(2)災害死亡保険金や給付金を支払わない場合

①契約者または被保険者の故意または重大な過失によるとき
②災害死亡保険金受取人の故意または重大な過失によるとき

※受取人が複数指定されており、その他の受取人に過失がない場合には、その他の受取人に対しては支払が行われる。
③被保険者の精神障害または泥酔の状態を原因とする事故によるとき
④被保険者が法令に定める運転資格をもたずに運転している間に生じた事故によるとき
⑤被保険者が酒気帯び運転による運転事故を起こした場合
⑥地震・噴火または津波によるとき
⑦戦争その他変乱によるとき
※⑥⑦については生命保険会社が認めた場合には全額・または削減して支払う事がある

4.保険料の払込

(1)保険料の払込方法(経路)

①口座振替:保険料を生命保険会社の口座に振り替えることにより支払う。振替日はあらかじめ決まっている。
②団体扱い:契約者の所属する勤務先を経由して、給与引去りで払い込む方法
③集金:生命保険会社の派遣した集金担当者に払い込む方法
④振替送金:振替用紙により銀行窓口などで保険料を払い込む方法
⑤現金持参:生命保険会社の本社または指定した場所に契約者が現金を持参して払い込む方法

(2)保険料の払込猶予期間

以下の通り、保険料の払込方方法により猶予期間が異なる。

①月払い払込期月の翌月初日から末日まで
②年払い・半年払い払込期月の翌月初日から翌々月の月単位の契約応当日まで。契約応当日が2月・6月・11月の末日の場合は、それぞれ4月・8月・1月の末日まで。
③団体月払い:生命保険会社により異なる

猶予期間中の死亡事故:死亡保険金から未払保険料を差し引いた金額を支払う

(3)保険料の前納

将来の保険料の一部または全部を払い込むこと。所定の利率による割引がある。
保健期間中に契約が消滅した場合には、払込時期が到来していない前納分は返還される。

5.失効と復活

失効:払込猶予期間を経過しても保険料が払い込まれない場合、契約は効力を失う。

復活:失効から所定の期間内に、所定の手続きをとり契約の効力を元に戻す事ができる。

6.保険料の払込が困難になった場合

(1)一時的に保険料の払込が困難になった場合

振替貸付:解約返戻金の範囲内で保険料を自動的に立て替えて契約を有効に継続させる制度

(2)途中から保険料を支払わずに契約を有効に続けたいとき

①払済保険:その時点の解約返戻金をもとに、元の契約の保険期間を変えないで一時払いの養老保険か元の契約と同じ種類の保険に変更する。保険金額は元の契約より小さくなる。

②延長保険:その時点の解約返戻金をもとに、保険金額をかえずに保険期間を定め、一時払いの定期保険に変更する。
解約返戻金をもとに計算した保険期間が、元の契約の満期を超える場合には、満期までとし、満期の際には生存保険金を支払う。

※①②ともに特約保証は消滅する

(3)保険料の負担を軽減したいとき

保険金の減額:定めた範囲内で保険金を下げ、保険料の負担が軽くなる。減額部分は解約したものとして取り扱い、解約返戻金があれば払い戻す。




<前 第2章~生命保険の約款①




保険関連の人気ランキングはこちらからどうぞ