赤字、黒太字共に頻出ですが、テスト直前は赤字部分の抜け漏れを必ずチェックしてください。
7.契約者貸付
契約者貸付:解約返戻金額を超えない一定範囲内で、生命保険会社から貸付が受けられる。
利息:貸付金については、生命保険会社が定める利率の利息を契約者が支払う。
配当金:貸付の有無は関与しないため、通常通りの配当金が支払われる。
8.解約
解約:契約者の申し出により契約の継続を打ち切ること
解約返戻金:解約時に返還される金額の事。通常は、払い込んだ保険料よりも少なくなる。
解約すると発生する不利益
①新たに契約する時に契約年齢が上がるために保険料が高くなる
②健康状態によっては加入できないことがある
9.配当金の支払い方法
(1)支払時期
契約1年を超過した契約に対して割り当てられ、その後にやってくる契約応当日に支払われる。
(2)支払方法
①積立方法:配当金に利息をつけて積み立て、保険金支払時、もしくは契約者の請求時に支払う。
②保険金買増方法:配当金を一時払保険料として、保険金を買い増す方法。
③相殺方法:配当金を保険料から差し引く方法。
④現金支払い方法:配当金を現金で支払う方法
10.保障の見直しに関する諸制度
契約転換制度:現契約を解約せずに、その責任準備金や配当金を新しい契約の一部に充当する方法。転換時の契約年齢・保険料率により保険料を計算。
中途付加:現契約の保障内容や保険期間を変えずに定期保険特約などを新たに付加し、保障額を大きくする。中途付加時の契約年齢・保険料率により保険料を計算。
追加契約:現契約に追加し、別の保険契約に加入する。現在の契約の保険料とは別に払い込む。
11.特約
死亡時の保障を大きくする、障害時の保障、入院時の保障などを目的として、もとになる契約に付加する方法として各種特約がある。
単独では契約はできない。
特約の種類:災害割増特約、傷害特約、災害入院特約、疾病入院特約、生活習慣病入院特約など